週末の午後。那賀崎夫婦の家に、娘のアユが婚約者の青年タクヤを連れて帰宅してくる。近づく六月の披露宴に向けて、式場やら引き出物やらの打ち合わせに行ってきたのだとか。「仲が良くて良いわね」「拓也さんと幸せになるのよ」そう微笑み祝福するママゆきね。ところが後日、アユがいつになく真剣な表情で、こんな相談をしてきた。「ねえママ、拓也さん、アソ...
那賀崎ゆきね